リニア談合に見る大企業病

大企業病は一昔前に流行った言葉である。基本的には官民の馴れ合いが企業の活性化を阻害しているという意味である。その後、リノベーションが叫ばれ企業改革が行われたはずである。しかし、ここにきて、大企業の不祥事が相次いでいる。そして、闇カルテルは根が深く姿を変えて密かに行われていた。今回、オリンピック事業を睨んで地検特捜部が摘発を急いで発覚したが、官民の馴れ合いは政治主導で政治が経済界に関わる様になり明るみに出だした。なぜ、官民の馴れ合いがこれほど根が深いかは容易に推察できる。官僚の8割は東大卒である。そして、官僚の頂点に行くほど東大しか出世できない厚い壁がある。そして、大企業のトップ取り分け経団連やらに所属している企業トップも東大卒が圧倒的に多い。これは、過去から受け継がれた学閥が出世を容易にしている。すなわち、日本の社会は東大という大学出身者がピラミッドの上部を占めており、そのため馴れ合い社会が形成されている。また、官僚のトップはこれらの大企業に天下っている。それも馴れ合い構造に由来する点が大きい。東京大学は日本ではトップであるが、世界的に見れば50位くらいに位置する程度である。また、ノーベル賞も大して受賞していない。しかし、学術予算の大半が注がれている。これも馴れ合いの構造からである。これは、最高裁についても言える。最高裁判事は東大出ばかりである。しかるに官に有利な判決を出す。まt、最近の官僚上がりの政治家は東大出身者ばかりである。例えば、山本、金田、豊田、山尾、玉木、大串、、、、、、である。
ここで、列挙した名前を見てあれっと思うことがある。何故か世間を騒がせた名前ばかりである。ここから日本のおかしな社会構造が十分に読み取れるかと思う。NHKの幹部も東大出身が多い。このように、東大閥というのは、木を見て森を見ない、お山の大将、イエローモンキーそのものである。
海外では優秀なエリートは、刺激を求めて起業したり新しい分野に進む。日本のエリートと言われる人たちは、自らの地位を下げたくないので失敗しない保身に走る。
故に日本は国際的にみても存在感のない小国、島国となっている。しかし、この構造が変われば良いかというと、馬鹿ばかりが出世しても碌な社会にはなれないだろう。しかるに、どうすれば良いかと言ってもそう簡単にこの構造的な問題は変わらない。
このまま、暴走することだけは避けなければならない。それには、偏差値偏重の競争をやめて、真の実力社会を作り出すしくみが必要であると考える。


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by katze210 | 2017-12-24 10:32 | 時事

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