搾取封建的民主主義

現代社会の状態を何と命名するべきか、平成もまもなく終わるので少し考えてみた。
歴史と中世と照らし合わせてみればその名が浮かんだ。基本的に中世の封建社会と大差ないということである。違うのは、海外由来の民主主義という言葉が加わった程度である。この民主主義も積極的民主主義と言うよりは消極的民主主義と言ったほうが良い。民衆が騒がない程度の民主主義と考えればわかりやすいだろう。では、今の社会が中世の封建社会とどう対比できるかを見ていく。
中世では身分制度が存在し、武士-農民ー工民ー商人ーえた、非人、と上下が分けられていた。下から上へと上納が義務付けられ、下のものは搾取され苗字すら持つことが出来なかった。これを、現代に置き換えてみよう。
まず、武士に当たるのが、政治家、官僚(公務員)、法曹会、公益財団法人など官職である。農民は、当時は地主が年貢を納めていたので小作は農民には当たらない、ということで、大企業である。工、商は、その下請け的一定以上の税金を納めることができる中小、零細、個人企業が挙げられる。その下は、何とか自力で生きていける平民がおり、社会のお荷物的福祉受益者がいる。
さて、こうのように比較してみたら今の社会の構図が中世の封建社会とまったく変わっていないことにお気づきではないか。民主主義、福祉とはキリスト教から来た西洋の考え方で東洋の果てにある日本では言葉だけで満足し、実態は搾取封建的民衆主義なのである。今も昔も官に楯突くものはしょっぴかれ、ひどい目に遇わされる。かといって、官は、税金で飽食三昧であり、おこぼれなど与える気もない。そして、官と中間の税金を納める額の高い一部のものは内通しており、悪だくみを企んでもたれ合いの関係にある。現代が近代化社会と言われることがあるが、馬や人力が車や機械に変わった程度である。
福祉にはさらに根の深い問題がある。福祉というと聞こえは良いが実は福祉ほど搾取に使われているものはない。官は福祉と言う名で金を分け与えたかのように見えるが、そこには地方公務員がいて、がっちり中間搾取している。福祉とはその程度のものと考えていた方が良い。
実態は、福祉住宅と言うぼろアパートに男女の差もなく入れられ、強制労働をさせられ、差額を補填されるにすぎない。福祉住宅は誰も知らないようなところにひっそりと建っており、風がすうすう通り抜けるようなオンボロアパートなのである。一応、役所が世話人になっているが、ほとんど来たこともないような到底一般人には想像できないような住居である。そして、死なない程度、死んでも言い訳できる程度の生活費を与え、野放し状態である。
病気になっても、誰も世話をしてくれない。光熱費は食費込みであるから、光熱費が払えないと無条件に電気、ガス、水道が止められる。食費を削るしかない。死んだら、孤独死扱いされ、犬、猫同様、殺処分されるだけである。
昭和は、労働搾取的封建民主主義時代であったが、平成は、労働もなく、ただの搾取封建的民主主義の時代なのである。官と大企業が税金を分け合って喜んでいるだけである。平民は、搾取され放置されて一生を終わる、何と中世と人間の営みは全く変わっていないのである。
お主も悪よのー、という高笑いが聞こえてきそうである。


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by katze210 | 2018-01-06 18:13 | 時事

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